サンダルが臭くなる原因は、汗や皮脂、垢などを足の常在菌が分解することでイソ吉草酸や醋酸といった物質が発生するためです。
この記事では、サンダルを履いていると起こりやすいトラブルや、足やサンダルが臭くなる原因について解説します。また、臭いを抑えるためのポイントも取り上げているため、ぜひ参考にしてください。
サンダルと足のトラブルは意外と多い
サンダルを履いているとさまざまな足のトラブルが起こります。ここでは具体的にどのようなトラブルがあるのか解説します。夏場など、サンダルを履く機会の多い人はぜひ参考にしてください。
汗が原因でサンダルが滑る
サンダルを履いていてよくあるのが、汗をかいてしまいサンダルが履きにくくなるというものです。サンダルは合成皮革を使用しているケースが多く、そのようなサンダルは足裏に接する箇所がツルツルとしています。
また合成皮革を使っている素材は汗を吸収しにくいため、素足でサンダルを履いているときに汗をかくと摩擦力が下がり、歩いていてもサンダルの中で足が滑ってしまうといったことが起こります。
特に足の裏は汗をかきやすい部位であるため、このようなトラブルを経験したことのある人は多いのではないでしょうか。
汗が肌トラブルの原因になる
汗を掻くことで足の裏が蒸れてしまい不快に感じることもあります。また、足裏の汗を拭き取らずにサンダルを履き続けているとあせもなどの肌トラブルにつながる可能性もあるでしょう。
また、汗にはアンモニアや塩分が含まれているため、それが肌を刺激してかぶれることも考えられます。
足が臭くなる
汗をかいた状態でサンダルを履き続けていると、足が臭くなることもあります。いつも履いているサンダルが酸っぱい臭いがする、納豆みたいな臭いがするといった経験をしたことのある人は意外と多いのではないでしょうか。
足は汗や皮脂、角質などを常在菌が分解することで臭いを発するようになります。また菌がサンダルに付着することでサンダルも臭くなるため注意しなければなりません。
足が臭くなる原因
先ほども触れていますが、足が臭くなる原因は、汗や皮脂、角質、垢などを足の常在菌が分解することで臭いのもととなるイソ吉草酸や醋酸といった物質が発生するためです。
特にイソ吉草酸は納豆のような独特で強い臭いを発するため、不快に感じる人も多いでしょう。
足は人間の体の中でも汗腺が多く特に汗をかきやすい部位です。足の裏には1㎠あたり約300の汗腺があるとされており、両足で1日にコップ1杯程度の汗をかくこともあります。
額や首元とは違って足の裏は汗をこまめに拭き取るのが難しい部位です。サンダルを履いている場合は靴を履いている場合よりも拭き取りやすいとはいっても、汗を掻くたびにサンダルを脱いで拭くというのは現実的ではないでしょう。
また、サンダルを履くことの多い夏は暑さもあって汗をかきやすい季節でもあります。
足やサンダルが臭くなりやすい人とは
先述の通り、サンダルを履いていると足やサンダルが臭くなることがありますが、どういった人が臭くなりやすい人はどういう人なのか解説します。
誰でも当てはまるようなことが原因で足やサンダルが臭くなることもあるためぜひ参考にしてください。
ビニールやゴムのサンダルを履いている
サンダルが臭くなりやすい人の特徴としてあげられるのが、ビニールやゴムのサンダルを履いているケースです。ビニールやゴムといった素材は通気性があまり良くないため、汗をかいてもすぐに蒸発しません。
蒸発しないと蒸れてしまい臭いが発生しやすくなります。同じサンダルを履き続けていると足の臭いもサンダルにうつるため足だけでなくサンダルも臭くなってしまいます。
ストッキングやタイツを履いている
オフィスワーク中などに室内用のサンダルに履き替えて仕事をする人は多いと思われますが、この時ストッキングやタイツを履いていると足が臭くなる可能性があります。
これは、ストッキングやタイツは汗を吸収しにくいためです。汗が残った状態が続くため、足が蒸れ臭くなってしまいます。また、サンダルに汗が染み込んでサンダルが臭くなる可能性もあるでしょう。
足の臭いを抑えるには
ここでは足の臭いを抑える方法を紹介します。誰でもできる方法を取り上げているため、臭いが気になる人はぜひ試してみてください。
殺菌成分を含んでいる石鹸で足を洗う
足の臭いを抑えるためには、足をこまめに洗うことが大切です。
市販のボディソープや石鹸で洗うことももちろん効果的ですが、臭い対策を徹底したい場合は殺菌成分を含んでいる石鹸の使用がおすすめです。
殺菌成分入りの石鹸は皮脂や古い角質、足の指の間などにたまりやすい汚れまでしっかりと洗い流してくれます。
足を洗うときはしっかりとあわ立てて指の間やつま先まで丁寧に洗うことがポイントです。また、洗った後は足に水滴が残らないようにしっかりと拭き取るようにしてください。
制汗剤を使う
外出先でサンダルを履いているときなどに臭いが気になる場合は、制汗剤を使って臭いを一時的に抑えることができます。
制汗剤はコンビニやドラッグストアで気軽に購入でき、殺菌成分が含まれているものもあるため、一時的ではあるものの臭いを抑えることができます。
また、靴下やストッキングを履いた状態で使用できるものもあるため使いやすいでしょう。
サンダルをローテーションする
社内履きのサンダルを使用している場合、毎日同じサンダルを履いていると汗や汚れなどがサンダルにたまり臭いがきつくなる可能性があります。
そのため、毎日同じサンダルを履くのではなく2～3足用意してローテーションするようにしましょう。靴と同じで1日履いたサンダルを翌日は休ませるだけでも臭い対策になります。
通気性のいい靴下を履く
靴下を履く場合は、通気性のいいものを履くことをおすすめします。靴下によっては通気性が悪く、汗をかくと蒸れてしまい、臭いの発生につながることもあります。
また、通気性以外にも5本指ソックスを履くことで、指が1本ずつ布に覆われるため汗を吸収しやすくなり、臭いを発生させにくくしてくれるでしょう。さらに近年では消臭加工が施されている靴下もあるため活用して見てください。
footaの靴下は、特許技術を採用した特殊繊維によって臭いのもととなる雑菌の99%を除去してくれます。汗を素早く蒸発させるため、靴下や靴、サンダルが蒸れてしまう心配もありません。
興味のある人はぜひ購入を検討してみてください。
まとめ
今回はサンダルと足のトラブルについて解説しました。足は汗をかきやすい部位であるため、サンダルが履きにくくなったり、あせもができてしまったり、足が臭くなったりすることがあります。
臭いは汗や皮脂、垢などを常在菌が分解することでイソ吉草酸と呼ばれる物質が発生することが原因です。臭いを抑えるためには、殺菌成分を含んだ石鹸で足を洗うほか、必要に応じて制汗剤を使用したり、靴やサンダルをローテーションしながら履いたりすることがポイントです。
足の臭いがきになる方は、footaの消臭靴下を是非お試しください。